フリーキャンペーンでの裁定集
ここでは、フリーキャンペーンにおいて、一部不明瞭な効果等についての裁定を記載していきます。基本的にフリーキャンペーンにおいてはこの裁定で解決するようにしてください。それ以外の募集においてはGMの指示に従ってください。
基本的な裁定の理念
基本的には、文章を基準として考えますが、前後の文脈や、ルール上の矛盾が発生する場合はバランス上妥当と思われる裁定を行います。
公式Q&Aの取扱
基本ルルブの分の公式サイトのQ&Aは参照しないでください。SNEが以下のように提示しています。
『ルールブックIII』には、巻末にFAQが掲載されていましたが、『I改』または『CG』時に行われた戦闘ルール改定により、内容がそぐわないものとなっていました。ページ数調整の必要もあり、これらはすべて削除されました。
『III改訂版』を買わない場合であっても、このFAQは、ルール参照には使用しないでください。完全に「時代遅れ」のものとなっています。
そのため、改訂版を採用してる当環境では、サプリQ&A分は参照可能ですが、基本ルルブ1-3のQ&Aは使用しないでください。
暫定Q&Aは原則として、暫定であり、ライターの個人の責であるという旨が第一回に書いて有るため採用しません。
とはいえ物事を考える上での参考になります。キャラクターのビルドに関わることは運営が裁定をくだしますが、それ以外は各GMに従ってください。
ガンと武器強化
武器強化によって、ガンに適用されたものは、バヨネットを使用する際には武器強化の効果は発揮するものとします。
ガンの妖精の武器化を行った場合、【~・バレット】系による弾薬魔法は武器の属性を適用するものとします。
【エフェクト・バレット】【レーザー・バレット】【ジェノサイド・バレット】などの属性が伴う場合は、バレット魔法の属性を優先し、武器や魔法による効果の属性はいっさい効果が現れません。
武器強化系の魔法は、それが何らかの属性を付与するものであれば、適用するものとします。しかし前述の属性バレットや、妖精の武器化している場合は、ガン以外の武器と同じように、「同属性を付与する武器強化系の魔法は数値的な恩恵を与えますが、異属性のものはいっさい効果が現れません」
効果優先順位
矢弾属性>バレット系魔法>武器効果>魔法効果
属性矢と(クロス)ボウ
弓で使用することができる矢弾の中には〈竜牙の矢〉のような、属性を持つものがあります。
こういった矢弾を用いた場合、武器による属性の伴う効果は無視します。
魔法による武器強化は同属性であれば数値的な恩恵が発生しますが、異属性では一切効果が現れません。
イーリー流の秘伝使用条件について
イーリー流幻闘道化術は、小柄な種族以外では使用不可となっています。これについて、設定上で体格が小柄であれば、指定された小柄な種族以外のPCでも、イーリー流の秘伝が使用可能になります。「小柄」の目安は概ね身長150cm以下とします。
かばうの拒否のタイミング
基本ルルブに記載されている《かばう》の拒否するタイミングは指定がされていません。
イグニスブレイズの戦闘特技改訂では、《かばう》を宣言した時に拒否をするとは記載がありますが、基本ルルブとイグニスブレイズの戦闘特技改訂は違うデータとして扱うため、改訂特技を使用していないキャラクターのかばうは任意のタイミングで拒否することができるとします。
ただし、拒否した時点で《かばう》が1回分消費されるのは変わりません。
《ファストアクション》と《弱点看破》
《ファストアクション》と《弱点看破》はイグニスブレイズの戦闘特技改訂により、本人が該当の判定に成功する必要があります。
このイグニスブレイズの戦闘特技改訂を使用していないキャラクターは通常通り、「味方が該当の判定に成功しても、該当特技が発動します。」
これは、改訂されていない特技を使用することによる多様性を保持するための裁定です。
イグニスブレイズではこうなったから、その効果が発動しないといった旨は発言しないようお願いします。
【サモンフェアリー】系魔法とマナチャージクリスタル
サモンフェアリーの魔晶石の消費は、『アイテムの消費』とするものと考え、マナチャージクリスタルを使用する場合は、通常の魔晶石と同じように消費されます。
《かいくぐり》の簡略化
IB特技の【かいくぐり】は解釈として最初の攻撃の1回目の威力判定と、最初の攻撃1回のC値が下がるとどちらとも読めますが、最初の1回の近接攻撃のC値が下がるものとします。また、最初の近接攻撃の命中を外した場合はその効果が失われます。
〈ラミアの首飾り〉
このアイテムの効果は「特定の女性の姿」に固定するものとして考えるため、服装等は反映されません。手足の動作などは【イリュージョン】と同じように追随するものとして考えます。購入時に「たまたまPCと似た外見をしているものを入手する」といったことは可能です。
具体的な幻影の効果として、本来の姿を偽ることができます。(これによって、デモルラの肉体変化する魔法や、エンハンサー技能による変異といったものは隠せるでしょう)
ラミアの首飾りによって隠されている本性を暴くかどうかは、GMは真偽判定を利用して解決してください。ただし、正体を見破られた対象の幻影が即座に解かれるものではないところに注意をしてください。